【 すずちゃん 】
2015.6 カモちゃんが保護した美人三毛猫シスターズ+茶トラの4きょうだい
カモちゃんがいつも通りかかる道で、猫がたくさん出入りしているお宅がある。
ある日、そのお宅の敷地内に一匹の子猫がうずくまっていた。
慌てたカモちゃんが家人に「このこ、お宅で可愛がってる猫じゃないんですか?このまま放置したら死にますよ!!」と言うと「そやな。死ぬやろな。もうあかんのとちゃうか?」と平気な顔して言ったそう。
全身が怒りと悲しみで震えたカモちゃんはそのコを抱き上げ、タクシーでかかりつけの病院へ。
診察を受け、 治療をうけたけれど、翌早朝、そのこは手当の甲斐なく亡くなってしまった。体力の限界だったのだろう。カモちゃんは自分が救えなかった後悔とその家の人のいい加減さに立腹、何かできることはなかったのか、と考え、まずはこの周辺の猫のTNRをすることを決め、バスビーもお手伝いに。
トラップを仕掛けると2匹の親猫らしき大人猫の捕獲に成功。
そんな中、子猫がチョロチョロ。。。ありゃ〜。
バスビーが思い切って素手で捕まえるも、大人しい子猫たち。
こんなコが表でウロウロしては大変だと思い、保護することにした。
不衛生で劣悪な環境で育っていたせいか、身体はノミだらけ!!ひどい状態。2人でシャンプーしながら「きっと、亡くなったコが命かけて親兄弟のぶんまで助けて!と言って逝ったんやろな」と涙ぐんでしまった。
そして、いつもいつもお世話になるカズヨ隊長宅で静養後、里親さん探しが始まった
〜里親さんとの出会い〜
いつもチラシの掲載をお願いしているボランティアさんが貼ってくださった募集チラシからお問い合わせくださったSさま。猫との暮らしが長いベテランさんで、以前暮らしていた猫さんがしばらく前に亡くなって、動物霊園へお参りに出向かれた時に、ドットテールズのチラシに目がとまったそうです。
後日、お宅にお伺いすると、「はなちゃん」という可愛い黒白の先住猫さんが出迎えてくれました。
テーブルの横には先代猫さんのお写真がたくさんあり、いろいろお話を伺っていて、ご家族全員が猫が好き、とういうか「家族の一員」という扱いをしておられるご家庭だな〜♡と感じました。
すずちゃん、本当に本当によかったね〜☆★☆
Sさまに出会えた事の奇跡に感謝です♪
〜里親さまより〜
名前の由来は多分5月生まれでスズランの花が好きな母の希望ですずちゃんにしました☆
病院の先生にお誕生日を決めましょうと云われてスズランにちなんで5月1日にしました
毎朝5時の目覚まし時計より少し前からご飯をねだるすずちゃんです♡毎日もりもり食べてもなかなか体重が増えなくて心配してましたが今では何とか0.5kg増えて少し安心しています。
母が寂しくて里親になりましたが、結局…娘とはなちゃんが大好きで3人川の字で寝ています♪最近ではベランダで飼っている金魚がお気に入りで窓越しに日向ぼっこしながら眺めています
その内食べないかとヒヤヒヤしてます〜。